プッシュスイッチ「HCF®シリーズ」のラインナップを拡充
＝操作性を向上　自由度の高い製品設計に貢献＝

　当社はこのほど、プッシュスイッチ「HCF®（High Click Feeling）シリーズ」に民生用途向けの軽荷重対応品2種を新たに追加し、ラインナップを拡充しました。
　車載向けのシリーズ従来品は、確実な動作の実現のため、スイッチのキートップを真っ直ぐに押す事を推奨する仕様となっております。
　一方、民生機器等ではセット側の構造に制約がある場合、スイッチのキートップが斜めに押されることもあり、斜め押しでは操作感が変化することが課題となっておりました。
　本製品は、SMK独自のステム構造により、軽荷重（1.7N、2.4N）で「端押し」や「斜め押し」動作にも対応し、かつ良好なクリックフィーリングを実現しています。最大4度の斜め押しでも操作荷重が変化しないため、自由度の高い製品設計に貢献します。
　また、キートップ付きプッシュスイッチとして業界最小クラスの外形寸法（シリーズ品全てで同一）を実現しており、セットの小型化、薄型化に貢献します。接点部も従来品同様、密封構造により防塵対策がされており、高い接触信頼性を実現しております。