Connectivity

SubGHz RFモジュール WF943シリーズは、SMKのオリジナルプロトコルを搭載し、様々なアプリケーションに対応した920MHz帯通信モジュールです。

【SubGHz帯電波のメリット】
Wi-Fiの電波帯として用いられる2.4GHz帯や5GHz帯などと比べると周波数が低いため、通信速度では劣るものの、遮蔽物への対応や省電力性能などのメリットがあります。



主な特長

  • ●通信コスト
  • 920MHz帯のオリジナルプロトコル無線を使用することで、データ通信費が不要になります。
  • ●通信距離
  • 伝送速度100kbpsで、数十~数百m間の通信が可能です。
  • ●低消費電力
  • 通信中以外の時間は自動的にスリープ動作となり、電力消費を低減します。
  • ●システム構成(オプション)
  • 親機-子機のツリー状の構成以外にも、オプション対応で中継機能など拡張構成が実現できます。

  • 製品イメージ

    開 発 中
    Connectivity

    他方式との比較

    SubGHz
    (920MHz)
    Bluetooth® LE
    (2.4GHz)
    Wi-Fi
    (2.4/5GHz)
    LTE
    通信距離
    (100m)
    ×
    (10m)

    (数百m)

    (数十km)
    通信回り込み
    × ×
    利用時の制限
    (通信料、登録料など含む)

    (なし)
    ×
    (アライアンス認証要)
    ×
    (アライアンス認証要)
    ×
    (定額の通信料要)
    通信仕様の
    カスタマイズ

    (要望に応じて、変更が可能)
    ×
    (仕様準拠がマスト)
    ×
    (仕様準拠がマスト)
    ×
    (仕様準拠がマスト)
    Connectivity

    ●独自920MHzモジュールならば容易に利用でき、確実な通信が可能。
    ●回り込み特性が強く、障害物を超えて通信が可能。
    ●Bluetooth® LEと比較して長距離通信(約10倍) / Wi-FiやLTEと比較して低消費電力。

    ※通信回り込みとは、柱や角など見通せないところへ無線電波が進んでいく性能
     (下図参照)
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    採用事例

    街路灯等の状態モニタリング

    920MHz帯のオリジナルプロトコル無線を使用し、街路灯側の通信モジュールと、点検車両に搭載する通信ゲートウェイ間を接続し、街路灯の状態をモニタリングする為のセンサー情報の収集を行う。(センサのデータ通信費が不要)


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    業務用照明の調光等の制御

    店舗やオフィス内にある、コントローラと照明器具を920MHz帯のオリジナルプロトコル無線で接続し、調光等の制御をする。広い店舗やオフィス内でも広範囲に到達し、Wi-FiやBluetooth機器への影響もなく設置が可能。


    Connectivity

    提案例

    工場内の設備機器等のデータ通信




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    用途やご要望に合わせたカスタマイズ対応が可能です。

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