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当社従来品比 約55%減の低消費電力を実現
Sigfox RFモジュール「WF941」を開発

 当社はこのほど、Sigfoxネットワークに対応したSigfox RFモジュール「WF941」を開発しました。
 本製品は、Sigfox RC3(日本仕様)のUplinkおよびDownlink通信に対応したアンテナ外付け、小型表面実装タイプのモジュールです。当社従来品(WF931)に比べてRF出力が向上し、約55%減の低消費電力化を実現しました。これにより、電池駆動機器の電池寿命向上に貢献します。
 また、本製品はSigfox Verified認証(モジュール認証)および電波法に基づく工事設計認証を取得済みで、70種類のアンテナから用途に適したアンテナを選択してご使用いただけます。
 当社は今後も、お客様の課題を解決する無線通信用モジュールのラインアップを拡充してまいります。


【使用用途】
自動検針、施設管理、状態監視、配送物や設備の位置管理、スマート農業、
見守りサービス、等



発表日 2020年3月24日
リリース番号 1128RD
製品名 Sigfox RFモジュール「WF941」
特長詳細

1) 高出力13dBm(Typ.)で低消費電力(WF931比約55%減)の動作を実現
2) 当社従来品(WF931)と形状、ピン配置、コマンドのコンパチ品
3) STMicroelectronics製RF IC(S2-LP)を用いたモジュール
4) 登録済アンテナ:70種類
5) Sigfox通信確認が可能な評価キットを用意

主な仕様

  UPLINK DOWNLINK
周波数 923.2MHz
(バンド幅:192kHz)
922.2MHz
準拠規格 Sigfox RC3、ARIB STD-T108
外形寸法 13mm(W)×13mm(D)×2.3mm(H)
上位インタフェース UART
送信出力 +13dBm(Typ.)
受信感度 (FER=0%) -122dBm
伝送速度 100bps 600bps
電源電圧 DC1.8~3.6V
消費電流(VDD=3.3V)
(Typ.)
送信時:27mA 受信時:15mA
スタンバイ電流(Typ.) Sleep時:2μA、Deep Sleep時:1μA
ペイロード長 12bytes max. 8bytes max.
アンテナタイプ 外付け
動作温度範囲 -30℃ ~ +85℃
認証 Sigfox Verified Certification、電波法:日本
受注開始時期 2020年3月
サンプル出荷開始時期 2020年5月
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